動画編集ってよく聞くけど仕事内容って実際にどうなの?
動画編集はじめてみたいけど、自分には向いてるのかな?向き不向きについて知りたいな。
動画編集を仕事にしたときのメリット・デメリットってあんのかな?
こんな疑問について解説していきます。
・動画編集の仕事内容について解説します。
・動画編集の仕事に関する向き不向きな人を理解できる
・動画編集のを仕事にするメリット・デメリットを紹介
・全部自分ができる必要はないよって話
この記事を読んでいる人は、動画編集の仕事を始めようかなって考えている人が多いでしょう。
まずは、自分にあってそうか見極めてから始めてください。
本記事では、動画編集のキツイ面なども書いてます。
営業スキルしかなかった35歳。家族持ち(娘2人)。現在は動画編集の仕事で月80万円ほど稼いでます。副業を始めてみたいと考えている営業経験者に向けて、力になれるよう情報発信をしています
10分ぐらいで読めるので、最後まで読んでみてください。
動画編集の仕事内容
動画編集の仕事内容は、簡単に伝えると撮影された映像素材などを視聴者の見やすい形に整えていく作業です。
動画編集だけの部分で捉えてしまうとイメージしにくいので映像ができるまでの流れを紹介しておきます。
1.エンドユーザーから制作依頼(映像を作って欲しいお客さん)
↓
2.一次受け会社(代理店や映像制作会社、直の場合もある)
2-1:打ち合わせ、ヒアリング
2-2:提案・見積・発注
2-3:企画・構成
2-4:台本・絵コンテ作成
2-5:撮影やイラストなどの準備
3.動画編集
4.音の調整作業
5.納品
ざっくり伝えると、だいたいこのような流れで進みます。
動画編集の仕事内容は主に③の部分を担当するって感じのポジションです。
現在はフリーランスでも仕事が受注しやすくなっているので、営業ができる人なら直接企業に営業して②から入っていくことも可能です。
実際に僕は直営業をかけて案件を獲得しています。
②あたりから仕事を獲得するとPR動画とかだと30万~60万円/本くらいの相場感になるかなと。
ご参考までに。
少し話がそれましたが、これが全体像で動画編集はその一部に関わっていくというイメージを持ってください。
細かな仕事内容としてはこんな感じです。
・カット編集
・BGMなどの挿入
・演出や装飾
少し深ぼって紹介します。
仕事内容①:カット編集
まずは撮影映像などのカット編集ですね。
どのような仕事内容かというと、撮影した映像は全てが使える状態ではありません。
ノイズが入ったり、ブレていたり、ピントがあってないなどもあります。
そのような「使用できる部分」と「できない部分」をカットして繋ぎ合わせていく作業です。
今だとイメージしやすいのはYouTubeで演者の話がジャンプして映像が飛ぶようなシーンがあると思います。
そこがカット編集をしているシーンになります。
YouTubeで見られるカット演出はジャンプカット(ジェットカット)といわれ企業案件系だとあまり使わない手法です。
ただ動画編集の副業をする場合、ほとんどの人はYouTube案件から関わることが多いと思いますので紹介しています。
あのジャンプさせている部分は、実際の映像だと「えー」や「話が止まっている部分」だったりします。
そのあたりを調整する作業がカット編集です。
仕事内容②:BGMなど挿入
続いての仕事内容はBGMなどの音を入れていく作業です。
これはイメージしやすいですね。
音楽をいれたり、SE(効果音)を入れたり、ナレーションを挿入したりする作業です。
YouTubeを見るときも無音だとつまらないしキツイですよね?
音で臨場感をだして見やすい映像にしていく作業となります。
仕事内容②:演出や装飾
ここが動画編集の仕事内容で一番インパクトを与えられる部分です。
そして、動画編集を始めようと考える人が不安になる部分だと思います。
仕事内容としてはこんな感じです。
・テロップ挿入
・演出(アニメーション)
・全体のデザイン
などになります。
ここはクリエイティブな感じが強い部分なので不安に感じる人が多いですね。
実は演出にセンスはあまり必要ない
不安になる人が多いので軽く補足しておくと、演出や装飾部分って実はセンスってあまり必要ありません。
正直、動画って腐るほど世の中に出ているので参考にすればイメージは湧いてくるものです。
あなたも、この映像おしゃれだな。見やすいな。と感じるのは多いはずです。
それをマネすればOKです。
実際にプロもそうやってデザインなどをパクっていますからね。
何もない状態から想像して作りなさいといわれると難しいです。
ただ、世の中には動画がいっぱいある状態なのでヒントが豊富です。
ヒントから学んでパクる。
それでオリジナルを作っていきましょう!
動画編集の仕事内容、向き不向きについて
動画編集の仕事内容を理解しても、どんな人に向いている?って心配になりますよね。
ここでは、「向き」「不向き」について紹介します。
動画編集の仕事に向いている人
動画編集に向いている人は、コミュニケーション能力が高い人です。
つまり営業タイプの人が向いていると思っています。
動画編集は仕事内容的にクリエイティブ色が強い仕事に感じますが、どちらかというとコミュニケーションの方が重要です。
理由としては、自分のセンスだけで仕事をするのではなく「お客さんの目的を達成する仕事」だからです。
上流になればなるほど、コミュニケーション力が必要になるなとも感じます。
1.報・連・相ができる
2.相手の話を聞ける
3.自分の意見を伝えられる
これは営業するときにも必要です。
覚えておいてください。
次はPCスキルです。
PCに拒絶反応を起こすくらいの人は無理かなと。
そうそういないですが、そういう人は向いてません。
理由は明白で、動画編集の仕事は基本的にPCと向き合う仕事だからです。
動画編集の仕事に向いてない人
続いて向いてない人ですが、向いている人の逆です。(笑)
下記に当てはまる人は向いてないかなと。
・コミュニケーション能力が弱すぎる
・PC操作ができない
・一人作業が苦手
・座り続けての作業がきらい
・自分で調べられない
・細かな作業がきらい
このあたりがクリアできないとキツイかも。
絶対とはいいませんが、当てはまるなら違う仕事を選ぶのが吉です。
あえて除外するなら「PC操作」ですね。
これは今は苦手でも努力次第でなんとでもなります。
実際に僕の知り合いにPC操作が苦手だった50歳のおじさんが動画編集で稼げるまでになっています。
動画編集の仕事内容でメリット・デメリットを紹介
動画編集の仕事内容はザクっと理解できた。
じゃあ、メリット・デメリットは何かあるの?ってなる人もいますよね。
そこで、ここからはメリット・デメリットについて触れてみます。
動画編集の仕事のメリット
僕視点ですが、動画編集の仕事のメリットとしてあげるとすれば下記です。
1.副業から始められる
2.参入しやすい
3.スキルを覚えれば転職で有利になる
という感じです。
メリット1:副業から始められる
副業から始められるのはメリットの一つです。
今から始めようと考えてもプログラミングなどは知識をつけてから実践するまでに就職した入りと時間が必要です。
その点、動画編集の仕事は副業から始めやすいのでいいです。
メリット2:参入しやすく稼ぎやすい
参入しやすく稼ぎやすいいのもメリットの一つです。
未経験の人からすると、動画編集は難しそうに感じますが実はそんなことはない。
やってみると簡単に編集することが可能です。
初心者には参入しやすいし稼ぎやすいのがメリットです。
メリット3:転職にも有利
僕の考えとしては、ここは重宝できるなと思います。
今は、動画編集をやってみたいなと感じる人の多くは就職されている人が多いと思います。
あなたも副業から始めようかなと考えていませんか?
理由は人それぞれでしょうが、中には「今の会社を辞めたい」って人もいるはずです。
会社を辞めたいって人には、実はめっちゃ相性がいいんですよ。
どの企業も動画って意識しています。
これからは5Gで動画の時代っていうことは理解している経営者が多い。
なので、そこをフル活用して動画ができることをPRすれば転職もしやすくなります。
もし、下記のような技術があれば雇う側もメリットありますからね。
・企業のPR動画を作れる
・WEB動画広告が作れる
・YouTube動画が作れる
・TikTok動画が作れる
・採用動画が作れる
今の会社のスキルプラスで、これらの動画が作れたら面接でも「おっ!すご!」って絶対になります。
面接でのプレゼンの仕方は工夫が必要ではありますが、、、
この3つが動画編集の仕事をするメリットかなと。
もし、動画編集に興味をもて、始めてみようかなと感じれたら下記の記事を読んでみてください。
サクッと始め方について勉強できます。
>動画編集の仕事のデメリット
続いてデメリットについても理解しておいて欲しいです。
ざっくり、このあたりがデメリットになるかなと。
1.納期がある
2.報酬単価が低いことも
3.運動不足
少し深ぼって話をします。
デメリット1:納期がある
クライアントワークは納期がきついことも多いです。
何かしらのイベントに動画を間に合わせる必要があったりすると短納期対応を強いられることもあります。
発注者側と付き合いが深くなればなるほど、協力してあげる必要もでてきます。
そのときは、どうしても夜中まで作業をしたりする必要があります。
納期に関しては、キツイこともある。
これがデメリットの一つです。
デメリット2:報酬単価が低いことも
続いてのデメリットは報酬単価ですね。
よく「動画編集は稼げない」とかっていわれたりもします。
なので、デメリットの一つですね。
でも、実はこれにはカラクリもあります。
それは、動画編集を受ける場所によるし内容にもよるって感じです。
場所というのは「上流」で仕事をとるか「下流」で仕事をとるかってことです。
つまり、エンドユーザーに近ければ近いほど単価はあがります。
最たる例は、SNSなどで仕事を取るパターンです。
これは、かなり下流で仕事をうけているので単価が低いです。
3万円で受けるような仕事をSNSだと5000円で発注していたりするからです。
仕事を獲得する場所を間違えないようにしましょう。
最終的には上流から仕事を獲得することは意識して欲しいです。
デメリット3:運動不足
最後のデメリットは運動不足です。
基本的に椅子に座って、もくもくと作業をする仕事なので、運動不足になりがちです。
毎日200歩くらいしか動かない人もいるんじゃないでしょうか。(笑)
どうが編集あるあるだと思うので注意してください。
最後に、動画編集の仕事を始めようかなと感じている人に「すべてのことをできなくても大丈夫」という話をして終わりにします。
動画編集の仕事内容を全部できる必要はない
正直に伝えると、動画編集だけで仕事をするとキツイです。
どんどんライバルが増えてくるので消耗戦になりやすいです。
それを打破するには「上流」から仕事を取るしかないです。
そういうことを伝えると、ほとんどの人は自分が全部できないとダメと考えてしまいます。
全部自分でやる思考は捨ててください。
自分で全部できるようになるまでに数年はかかります。
就職もする必要があるでしょう。
それは非効率です。
自分で全部する必要はないです。
自分でやらないならどうするの?
自分で全部やらなくていいならどうするんだってなりますよね。
答えは簡単。
外注するだけです。
企画・構成・絵コンテができないなら、できる人を探せばOKです。
撮影ができないなら、カメラマンを探せばいい。
動画編集者を探すならもっと簡単です。
このように他力本願思考になると上流側から仕事を取りやすくなります。
だから動画編集の仕事には「コミュニケーション能力」が必要不可欠になるのです。
営業経験者が動画編集に向いていると話したのは、このような要因が多いからですね!
おまけの話。全部できる万能タイプは不幸になる
全部自分で、できる人は不幸になりやすいです。
なんでも自分でやっちゃうので、作業量が増えてこなせる案件も少なくなります。
さらに自分の時間もなくなります。
万能なので見た目はいいですが、メリットは少ない。
基本的には、動画編集の大まかなことは理解して、できる部分とできない部分を明確にする。
できない部分は他力本願思考ですれば気持ちも楽になりますし、稼ぎも増えます。
動画編集の仕事内容について:まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
動画編集の仕事は向き不向きはあると思いますが、内容としては難易度がすごく高いということもありません。
需要の多い仕事でもあるので、始めてみる価値はあります。
もし、あなたが営業職で仕事を辞めたいと感じているなら、下記の記事が参考になると思います。
時間があれば読んでみてください。