動画編集

【2022年】動画編集の将来性を解説!稼ぎ続ける人材の条件を紹介

【2022年】動画編集の将来性を解説!稼ぎ続ける人材の条件を紹介

動画編集の副業が稼ぎやすいって聞くけど、将来性はあるのかな?

編集者がめっちゃ増えてるって聞くけど稼げなくならないかな?

将来性について知りたい、、、

どうすれば、将来的にも求められる人材でいられるのかな?

本記事では、こういった疑問を全て解決していきます。

本記事の内容

・動画編集の現況の理解
・動画編集の将来性
・動画編集市場の不安要素
・将来も稼ぎ続けられる動画編集者でいる方法

このような内容を伝えていきます。

今の動画編集市場とこれからについても、僕なりの解説を入れて説明していますので参考になるはずです。

最後には、動画編集が飽和状態になった場合でも生き残れる方法を紹介しています。

10分ほどで読めるので、最後まで読んでみてください。

動画編集の現状と将来性

ここでは動画編集の現状と将来性について話をします。

結論から話をすると、動画編集の市場は現時点でかなりの需要があります。

理由は、スマホから動画を視聴する時間が急激に増えていること。

それに伴い、個人が自らの情報を発信したり、企業がYouTubeで自社のサービスを発信したりと参入者が増え続けているからです。

例えば、下記のグラフを見ていただけるとスマホからの動画視聴率の成長速度が一目瞭然です。

動画編集の将来性を示すスマホからの動画視聴率

出典:ニールセン 2019年上半期のデジタルメディアの利用動向をまとめた「Digital Trends 2019上半期」を発表

このグラフは、2015年~2019年のデータですが、たった5年で約4倍になっています。

こういった現象があることから、現時点ではかなりの需要があることが理解できるはずです。

動画編集の将来性はどうなの?

今後の数年間で動画編集の市場はさらに大きくなるので将来性はかなり高い。

これが結論です。

なぜなら、これから5Gが本格的に普及していき、さらにスマホから動画を見やすくなります。

それに伴い、動画広告を打つ企業の数は爆発的に増えることが予想されます。

そうなれば、動画編集の仕事は必然的に増えるのは明らかです。

でも、、、これから市場が大きくなるっていうけど本当に?って疑いたくなりますよね。

なので、下記のグラフを見てください。

これは、東証一部上場しているサイバーエージェントの予測です。

動画広告市場の成長予測ですが、右肩上がりに成長していくのは明らかです。

動画編集の将来性を示す動画広告市場の成長率を紹介

出典:サイバーエージェント、2019年国内動画広告の市場調査を実施

2021年には3,889億円の市場規模が、2024年には6,856億円に達する見込みです。

動画広告市場が大きくなれば、それに伴い動画広告を作るための動画編集者は必ず必要になります。

そのように考えていくと、上記データを見る限り、将来性は高いですし、まだまだ需要はあります。

もし、あなたが営業経験者で動画編集を始めてみようかなと検討中の人は下記の記事も読んでみてください。

勉強方法や準備するものについて。さらには営業をするうえで必要なことなどについても解説しています。

【動画編集の副業の始め方】営業経験しかない人のために徹底解説!営業経験しかないけど、動画編集の副業はできるのかな? どうやって始めればいい?という方に『動画編集の副業の始め方』を徹底解説していきま...

動画編集だけではキツイかも。将来性と不安要素

ここまで、動画編集の市場は右肩あがりで、まだまだ参入余地はあるし将来性が高いことを話をしました。

根拠となるデータも多くあるので間違いない。

でも、、、稼ぎ続けられるかというと不安要素もあります。

その「動画編集の不安要素」を紹介しつつ解説します。

下記の要素を理解して、自分がどうあるべきかを考えて行動すれば将来性を心配する必要はなくなります!

動画編集の不安要素

・動画編集者が増えすぎる
・AIに代替されて仕事が減る
・動画編集だけでは稼げなくなる可能性がある

動画編集者が増えすぎる

これから参入しようとする人には心配の部分になりますね。

せっかく頑張って覚えてもいきなり稼げなくなる、、、

結論として、今から数年はまだ稼げます。

これは先ほどの章で見ていただいたデータでもわかるように、市場も一緒に伸びているからです。

動画編集者が増えても、需要があるので仕事はあります。

それよりも、動画市場の成長が止まってきた段階を想定して行動すべきかなと思います。

動画編集の将来性がわかる成長曲線

こちらは製品のライフサイクルになりますが、動画市場でも同じことがいえます。

例えば、動画編集なら今は成長期~成熟期に入りつつある段階、もしくは入ったくらいかなと。

2017年~2018年の頃は、成長期の初期段階だったので、動画編集だけを覚えれば仕事が舞い込む状態です。

2021年現在でも、仕事が取りやすい傾向にはあります。

ここから2024年ごろにかけて一気に成熟に向かうので、いずれは飽和状態になる可能性としては高いです。

そこからが動画編集だけでは厳しくなるかなと予想しています。

じゃあ、どうすれば仕事をもらい続けられる人材になれるの?ってことですが、その対策方法については、次の章で記載しますね。

AIに代替されて仕事が減る

AIに代替されて仕事が減る可能性はゼロではない。

でも、動画編集の仕事が無くなることはない。

これが結論です。

どの業種でもそうですが、代替されるリスクはありますよね?

考えるべきは、「AIが仕事を奪うから稼げなくなるヤバイ」ではなくて、どのように共存できるポジションを取っていくか。かなと思います。

正直に伝えると、単純作業しかできない動画編集者では将来性はないかなと、、、

例えば、動画編集には「カット作業」や「テロップ入れ」といった誰にでも可能な作業が存在します。

こういった作業しかできない人は、AIが発達していくと淘汰されていく可能性は十分にあります。

でも、僕の個人的な意見としては、まだまだAIが代替していく時代はこないかなと。

それよりも「成熟期」と「衰退期」を意識した行動が大事です。

動画編集だけでは稼げなくなる可能性がある

これから「成熟期」と「衰退期」に突入すると飽和状態になるので、動画編集だけでは稼げなくなる可能性はあります。

なぜなら、市場の成長はストップするけど、動画編集の副業に参入する人は止まらない。

今の動画編集ソフトって、めちゃくちゃ優れています。

テンプレートやプラグインを使うことで、誰でも簡単にクオリティーの高い成果物を納品できるようになってきています。

そうなれば、副業でチョット稼ぎたいなという参入者は増え続けるのは目に見えてわかりますよね?

なので、編集作業だけで頑張ろうとする人は将来的にみて稼げなくなります。

でも、少し考えて欲しいのは2024年くらいまでは成長を続ける市場です。

それまでに動画編集を覚えながら稼いで、新たな知識を覚えていくというサイクルをまわせば怖いことはありません。

逆に、2024年から参入した人は稼げないけど、あなたがそれまでに知識をつけて動画編集以外ができれば稼げます。

やるなら今です。

あとは自分をアップデートし続ければ将来性を心配する必要はないし、逆にレベルの低い人は淘汰されるので戦いやすくなりますよ。

動画編集者の将来性【稼ぎ続けるための条件】

最後にどうすれば将来的にも稼ぎつつけられる動画編集者でいられるのかについて話をします。

結論は「動画編集以外のスキル」を身につける。

つまり、自分を常にアップデートし続けることです。

上記でも説明している通り、動画編集だけでは将来的に厳しくなるのは目に見えています。

例えば、下記のような取り組みをして能力をつけると需要のある動画編集者になれます。

アップデート項目

1.動画編集スキルをレベルアップさせる
2.ディレクションスキルをつける
3.ライティング力を身につける
4.YouTubeやTikTokの知識をつける
5.マーケティング能力をつける

これらの能力をつけていくことで、飽和状態になっても需要のある人材になれます。

簡単ではないですが、やる価値は高いですし将来性が心配なら必ず身につけて行く必要がある能力となります。

各項目ごとに少し深ぼって話をしますね。

動画編集スキルをレベルアップさせる

動画編集をするなら常に編集レベルをあげる。

これくらいの気持ちで勉強をした方がいいです。

やはり、仕事を依頼する側も編集能力がない人には仕事を振りません。

飽和状態な将来では、クライアント側は編集者を選びたい放題です。

同じようなレベルだと、価格競争になり安い価格でしか仕事を獲得できなくなります。

まずは、常に最新の編集方法などを掴みつつ、編集レベルをアップさせることを意識してください。

ディレクションスキルをつける

動画編集だけではなく、ディレクション能力もつけた方がいいです。

企画・構成から考えられると上流側から仕事を獲得できるので単価もあがります。

さらに、動画編集だけではなく、企画から考えられるので発注側からすると信頼をもてます。

なぜなら、クライアントは動画が欲しいのではありません。

目的(認知や売上のアップなど)を達成したいのです。

そういった部分でも、ディレクションから入れる人材は需要が高くなります。

やはり、それだけディレクションから任せられる人は少ないからです。

動画編集の将来性に不安を感じるなら、最低限目指したい場所ですね。

ライティング力を身につける

ライティング力もつけましょう!

動画編集と関係がなさそうに感じますが、実は深く関りがあります。

例えば、企画を考える際に映像から考えることってないです。

まずは、「誰にどんな未来を届けるのか?」を考えて企画を考えます。

その企画を考えるときにライティング力は必須になります。

例えば、商品をPRするサービス紹介映像を作る場合を考えてみましょう。

1.ユーザーの問題提起(こんな悩みありませんか?)

2.そんな悩みを解決します

3.その商品はこちら(サービス名)

4.ユーザーが悩んでいる〇〇を✕✕でこんな風に解決↓

5.導入するメリットは・・・

6.さらにこんな便利なことも・・・

7.サービス名(会社名)

みたいな感じで企画を組み立てる。

これが骨組みになって、その後に肉付けとして動画構成(絵面)を考えるような感じで進みます。

簡単にいえば、クライアントの伝えたいメッセージをまとめて動画で伝える。

そのためにライティング能力が必要ということです。

ライティング能力を上達させていけば、動画編集だけではなく動画クリエイターとして活躍していけます!

YouTubeやTikTokの知識をつける

動画編集の将来性を考えるなら「YouTube」や「TikTok」といった媒体の部分の知識も入れておいた方がいいです。

クライアントは動画を作りたいわけではありません。

動画を作る目的があり、その目的を達成するために動画が欲しいのです。

企業であれば、大半の目的が、「売上」や「認知」の獲得。

または「経費削減」などです。

YouTuberだったら登録者数を増やして、如何に再生数を取れるのか。というところだと思います。

こういった目的を達成するためにYouTubeやTikTokを利用していくので、その媒体の知識をつけていると需要は高まることが予想できますよね?

なので、動画編集をするなら、YouTubeやTikTokの知識もつけましょう!

WEBマーケティング能力をつける

WEBマーケティングの能力をつけると重宝されます。

まずは、動画編集から始めてWEBマーケティングの能力を手に入れることを目指しましょう!

難易度は今まで紹介したものに比べて高いです。

ただ、取得できたら恩恵はめちゃめちゃでかい。

なぜかというと、動画編集の領域だけではなく、さまざまな部分で需要があるからです。

実は動画制作というのもWEBマーケティングの一部です。

クライアントの目的は「売上」や「認知」を増やすことです。

その手段として、動画が存在しています。

売上や認知がアップするための導線を作ってあげられる人間になれば重宝されるのは確実です。

さらに、自分でコンテンツを販売して稼ぐこともできますし、コンサルをして稼ぐことも可能です。

つまり、仕事の幅が一気に広がります。

結論:動画編集の将来性は明るい

ここまで読んでいただきありがとうございました。

結論としては、動画編集の将来性は明るいです。

まだまだ稼いでいけますし、動画がなくなることはありません。

むしろ増えていきます。

あなたが動画編集の将来性について不安があるのであれば、常に自分のアップデートは意識してください。

本文中でも説明しましたが、動画市場が成熟期~衰退期のフェーズに入ってくれば、動画編集者の飽和状態に確実になります。

そのときに勉強しても遅いです。

今なら、まだまだ時間もあるし大丈夫です。

常に新しい能力をつけるために自分自身をアップデートさせましょう!