動画編集

動画編集ポートフォリオの作り方【受注率をあげるポイントを解説】

動画編集ポートフォリオの作り方を解説

動画編集で仕事を取るためにポートフォリオが大切なのは知っているけど、作り方がわからない、、、

どんなポートフォリオを作れば仕事が取れるのかな?

ポートフォリオを作るためにコツやポイントを教えて欲しいな。

ポートフォリオを作りたいけど、素材がないです。どうしたらいいですか?

本記事では、このような疑問を解決します!

本記事の内容

1.受注率をあげる動画編集ポートフォリオの作り方を解説
2.動画編集のポートフォリオを作りたいときの素材が無い問題の対処法

これらの内容について解説します。

最後まで読んでもらうことで、仕事を獲得するために、どんなポートフォリオを準備すればいいのかが理解できます。

さらに、素材がないと悩んでいる人は対処方法が理解できます。

10分ほどで読めるので、最後まで読んでみてください。

動画編集ポートフォリオの作り方【受注率をあげる3つのポイント】

動画編集をはじめてから、ある程度の編集スキルがついてくると、いよいよ案件獲得に向けて営業活動をします。

そのときに必要になるのが「ポートフォリオ」です。

このポートフォリオの作り方を理解していない動画編集者の人が多いなと感じます。

ここで、話をするポイントを理解して作っていくだけで案件の獲得率は大きく上昇することでしょう。

しっかりと理解してポートフォリオを作り、動画編集の仕事を獲得しましょう!

最後まで見ないことを理解する

まず、ポートフォリオを作っても全部見てくれません。

理由としては、「あなただけのポートフォリオを見ているわけではない」からです。

何十人という人が営業をかけて依頼主にPRをします。

つまり、依頼主はいくつものポートフォリオを確認する必要があります。

はっきり言って見てられない。

このことを意識してポートフォリオは作る必要があります。

ということは、ポイントを絞ってポートフォリオを作る必要があります。

意識すること

1.簡潔にまとめる(長くても1分半)
2.だらだら自己紹介しない
3.相手が求めていることを理解する

これらのことは意識してポートフォリオを作ってください。

たまに、ポートフォリオで自分の趣味などをいっぱい記載して20秒以上も自己紹介をしているようなものを見かけます。

相手からすると、さっさと「できることを教えろ」って感じになるのでNGです。

それと無駄にオープニングを作りこみすぎは良くないかなと。

相手は「あなたのできること」が見たいということを意識してください。

YouTube編集の場合、どんなジャンルで、どんなテロップを入れて、どんな演出ができるのかを見たいのです。

なので、自己紹介部分はそこそこで終わらせて、できることのPRに時間を使ってください。

そのときに得意分野を作っておくといいです。

得意分野を作る【完コピ動画の作成】

まずは得意分野を作ってください。

そうすることで、営業をかけていくときに強みとしてPRしやすくなります。

例えば、YouTube動画編集の場合、さまざまなジャンルがありますよね。

1.ビジネス系
2.美容系
3.ダイエット系
4.お笑い系
5.料理系
6.アニメ系
etc…

本当にいろいろな感じがあります。

さらに企業系を目指すなら

1.企業PR動画
2.採用動画
3.動画広告
4.テレビCM
5.インフォグラフィックス系
etc…

こんな感じのものがあります。

これらの中から、自分ができそうだなとか、こんな動画を作りたいな。

などを選んで「完コピ映像」を作っていきます。

例えば、こういうことを意識してください。

完コピで考えること

1.テンポ感
2.テロップの出し方
3.フォント種類
4.演出のやり方
5.映像の色味
6.BGM、SEの使い方やタイミング

このあたりを完全再現に近い形で作り上げます。

そうすることで、営業をかける相手の選定もできますし、自分を採用するメリットもわかりやすくまとめることができます。

理想としては、自己紹介映像とは別で数本サンプルのポートフォリオを作っておくのがいいです。

使い分けとしては、こんな感じです。

【自己紹介動画】
・自己紹介動画で簡潔に自分の紹介とスキルや実績をPR

【サンプル動画】
興味を持ってもらった人に、実績ベースで動画を確認してもらうために使用

やはり、自己紹介動画だけで、こんなスキルがありますと伝えても1分半の動画の中で伝えたれる技術には限りがあります。

自己紹介プラスで実績ベースのサンプル動画があるほうが、相手からすると安心感がありますよね。

完コピはそのジャンルでの有名人や企業のものにする

完コピする場合は、YouTubeの場合は「狙いたいジャンルの有名人」のコピーを作る。

企業案件を狙う場合は、有名企業のものをコピーする。

などを意識してください。

有名どころをマネするメリットは、相手が知っている可能性が高いので親近感を持てるからです。

例えば、お笑い系なら「HIKAKIN」さん。

ビジネス系(弁護士)なら「岡野タケシ弁護士」などを参考に完コピ映像を作ってみるってことです。

岡野タケシ弁護士は普通の人は知らないかもですが、弁護士でYouTubeをしている人なら大抵は知っているはずです。

そうなれば、同じ映像を作っているだけで「こんな感じの動画編集ができるんだな」って交換を持ってくれるのは簡単に想像ができますよね?

コピーを作るなら、絶対に有名人や企業のものを作ってください。

依頼主を理解する

続いては「依頼主を理解する」です。

ここはかなり重要な部分かなと。

初心者は、どのジャンルを狙うのか決めてから、ジャンルに合うポートフォリオを作っていきます。

例えば、YouTube編集なら「お笑い系」「ダイエット系」などです。

ここの完コピ映像が多ければ多いほど、営業をかける窓口が増えるので仕事を取れる確率はあがっていきます。

僕なら、いくつものジャンルを用意しておきます。

さらに、そのジャンルごとの有名人を3名くらいピックアップして3つずつほどポートフォリオを作っておきます。

「〇〇風な動画」「△△風な動画」って感じです。

依頼主は疑ってあなたを見ていることを理解してください。

つまり、「こいつに仕事を振って大丈夫なのか?」ということです。

そのあたりを払拭してあげられれば仕事は確実に入ってきます。

間違っても、お笑い系の編集者を募集している人にビジネス系の編集を送らないようにしましょう。

当たり前に見えるのですが、こういうことをする人がいます。

僕の事例でいうと、「インフォグラフィックス系の仕事ができる人」を探していたことがあります。

そのときにAfter Effectsをできる人を募集したのですが、送られてきたのポートフォリオが明らかにPremiere Proだけで完結したような動画だったことがあります。

このような間違いをしている人がたまにいますので注意してください。

的外れなポートフォリオを送っても、絶対に仕事はとれません。

まずは、依頼主を理解してください。

そして、さまざまなポートフォリオを用意して営業かける人に最適なポートフォリオでPRする。

その付随として、こんなジャンルができますよってPRするのはOKです。

依頼主の気持ちを理解して行動してください。

これだけで、嘘のように受注率がアップします。

動画編集ポートフォリオの作り方【素材がない場合の対処方法】

動画編集で悩むポイントが「素材がない」です。

初心者で、さらに独学でしている人に多い悩みかもしれないですね。

なので、対処方法を3つ紹介したいと思います。

自分の狙うジャンルによって対応を変えてみればいいかなと思います。

対処方法①:自分のスマホで撮影して編集

YouTubeの動画編集でポートフォリオを作る場合は「自分を撮影して編集」が手っ取り早いですね。

さらに営業先にも自分の顔などを知ってもらえるので安心感を持ってもらえます。

恥ずかしさもあると思うのですが、そこは仕事と割り切って頑張ってください。

別にYouTubeに公開してする必要もないです。

営業先だけが見れるように「限定公開」でYouTubeにアップしておけば、アクセスするURLを知っている人でないと見れませんので、ご安心を。

それでも、、、って人もいますよね。

でも、初案件を獲得する目的のために頑張ってください。

厳しい言い方で申し訳ないですが、これくらいの覚悟を持てないと動画編集で初案件の獲得は難しいですし、稼ぎ続けるのは難しいかなと。

それくらい稼いでいるライバルは頑張っていると理解してください。

お金もかからないし、完コピ映像作るためには最適かなと思います。

頑張って欲しいです。

それでも、やっぱりって人は購入素材で対処しましょう。

対処方法②:購入素材で編集

自分で撮影するのは、、、って人は購入素材で対応する手もあります。

YouTube系の完全再現っていうのは難しいかもですが、編集の感じ(テロップや演出)を出していくことや、技術のPRはできます。

ただ、やっぱりYouTubeなどで話している内容をコピーして再現ってのができないので、YouTube編集向けではないかもです。

逆に企業PR動画系のジャンルを狙っていきたい人は、マッチすると思います。

ただ、自分で企画を考えて、構成を組んでいく必要があるのでチョット難易度があがります。

さらに中途半端な映像を作ってしまうと評価を落としてしまう可能性があるので注意してください。

なので、チェックしてくれる人を探したりするのがいいですね。

例えば、ココナラで動画編集の相談をしてみたり、スクールに入って講師にチェックしてもらうなどがいいかなと。

但し、大変なこともありますが、最高の映像を作れば企画・構成力のPRができますのでメリットもあります。

YouTube編集を目指している人も、数本程度、サンプル映像を準備しておくと営業活動の幅を広げれるのでいいかもです。

それでも、、、って人はインフォグラフィックスの映像を極めてください。

対処方法③:インフォグラフィックス系を攻める

購入素材からはお金もかかるし、、、

しかも、企画を考えるなんて自分にはできない。って人も多いことでしょう。

そういう人はインフォグラフィックスでポートフォリオをを作るしか道はないかなと。

仕事として多いのは、動画広告系の仕事かと思います。

これは、YouTubeで「Crevo Video Production」というチャンネルがあるので参考にすると便利です。

インフォグラフィックス系の実績をめちゃくちゃアップしているので参考にできます。

その中で、可能な限りイラストの準備が必要ないものを参考に完コピ映像を作るといいです。

作りたいなかでイラストが必要なものはイラスト販売サイトなどで素材を集めて作るといいですよ。

但し、有料になるので予算などを考慮して作る必要があります。

ここまで紹介した、3つが「素材がないと悩む人の対処方法」です。

これまで話した内容を参考にして、営業活動に必要なポートフォリオを作ってみてください。

ポートフォリオは、何よりも重要になるので最高のクオリティーを目指して映像を作りましょう!

そうすれば、すぐに初案件を獲得できるはずです。