動画編集

【初心者でも大丈夫】動画編集に必要なパソコンのスペックを解説!

【初心者でも大丈夫】動画編集に必要なパソコンのスペックを解説

動画編集をはじめたいけど、パソコンの知識がゼロ。

そもそも動画編集に必要なパソコンってなに?

どういう基準でパソコンのスペックを決めればいいの?

本記事では、このような悩みを解決します。

本記事の内容

・動画編集に必要な重要なパーツの紹介
・「AfterEffects」と「PremierePro」の推奨スペックを理解できる
・ノートかデスクトップどちらを選ぶのがいいかの理解

これらのテーマについて理解ができます。

まずは、各パーツの理解をして購入するための知識をつけてください。

実はパソコン屋さんで動画編集用のパソコンが欲しいといっても理解していない店員も多いです。

なので、動画編集に必要なパーツとスペックを理解したうえで、用途にあった各パーツを組み込んでもらうように依頼するのがベストです。

さらにAdobe製品で最低限必要なスペックも理解できるので、これから動画編集用のパソコンを準備する人には必要な知識がつきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

動画編集に必要なパソコンのスペックを解説!重要な4つのパーツを紹介

動画編集に必要なパソコンは通常パソコンとは違い、スペックが重要です。

これから動画編集をしていく場合、スペックは大切なので理解して購入しましょう。

もし、動画編集に合わないスペックのパソコンを買ってしまったら、後々パーツの交換などをする必要がでてきます。

無駄なお金を使う必要がでますので、注意してください。

と言っても、そんなに難しいことはありません。

今からお伝えする「4つのパーツ」を理解すれば大丈夫です。

そのパーツとはこちらです。

動画編集で大切な4つのパーツ

1.CPU
2.メモリ
3.グラフィックボード
4.ストレージ

です。

まずは、この4つだけは抑えておきましょう。

今から、一つずつ深ぼって説明していきますね。

動画編集用パソコンに必要なCPUスペック

動画編集をするうえで、「CPU」は非常に重要なパーツです。

CPUとは

CPUとは、人間で例えると「脳」にあたります。CPUのスペックが高いとパソコンの処理速度が早くなるので、最も重要なパーツになります。

動画編集は、パソコンにかなりの負荷が掛かります。

つまり、重たい処理をするということです。

例えば、ご自宅や会社のパソコンで、いくつかの処理が重なったりしてパソコンが止まったりしたことはないでしょうか?

これは、いくつもの処理を連続しておこなったことでパソコンに負荷が掛かってしまっているからおこります。

パソコンの脳みそ(CPU)がパンクして、追いついてない感じの状態です。

動画編集の場合は、動画を編集して画面上に映すたびにおきます。

なので、CPUのスペックが低いと処理が追いつかず、常にフリーズする状態になってしまうのです。

これから動画編集用のパソコンを購入するなら注意して購入しましょう。

最低でも、「Core i5」以上、僕的には最低でも「Core i7」は必要かなと思います。

コストを考えると「Core i7」ですね。

CPUを選ぶときの注意点

Core i7といっても、CPUには世代というものがあります。

ここが初心者には、わかりにくい点なので、どれを選べば正解なの?と迷う人もいるはずです。

CPUの世代

2021年12月現在ではCPUは第12世代まで発売されています。

1~12世代まであり、第1世代がもっとも古いです。

つまり、第12世代が一番最新のCPUということになります。

今から購入するなら最新のCPUが搭載されたPCを購入すれば間違いありません。

ちなみに僕は第10世代のCore i7を使っています。

例えば、僕のCPUを型番で表示すると「Core i7 10700K」となります。

この「10700K」の10という部分が第〇〇世代ということを理解すればOKです。

つまり、第12世代なら「12700K」になるということです。

けど、CPUなんて理解できるかって人もいることでしょう。

そういう人は、最新世代のCore i7が搭載されたパソコンを教えてとパソコン屋さんで聞きましょう!

そうすれば、CPUはクリアできます。

動画編集用パソコンに必要なメモリ容量

CPUの次に重要なのがメモリ容量です。

メモリの役割

メモリはCPUが処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶しておくための場所です。

よく例えられるのが机ですね。

机が大きいとノートや教科書、鉛筆とさまざまな物を置いて作業することができます。

この机が小さいとノートを出したら、教科書を引き出しになおさないと書けないってことがおこりますよね。

メモリでも同様のことがおこるのです。

なので、大きければ大きいほど作業がしやすく早くなるということです。

動画編集は机に出すデータがめちゃくちゃ多いので、メモリの容量を多くしておく必要があるのです。

特にこれから動画編集をしようと考えている人は「Premiere Pro」と「After Effects」というソフトは利用することになると思います。

特にAfter Effectsというソフトが、めちゃめちゃ重たいのでメモリが必要になります。

YouTube動画の編集だけなら、Premiere ProでもOKかもですが、動画編集の副業で稼ぎたいなら「After Effects」というソフトもできる方がいいです。

After Effectsを利用する場合、公式のヘルプページで紹介されている推奨メモリ容量が32GBとなっています。

つまり、32GBくらいは乗せておいた方がいいです。

但し、16GBでも動作はします。

僕は可能な限りスムーズに編集作業がしたいので、64GBをパソコンに入れています。

それでも、動作がカクカクします。

現段階でお金がないって人は16GBでもOKです。

メモリの良いところは、後々に増設できるので必要になってから自分で増設をするっていうのもありですよ。

このあたりもパソコン屋さんに聞いて、32GBを積んだらいくらくらい価格がアップするのかなどを相談してみてください。

動画編集用パソコンにおすすめのグラフィックボードのスペック

動画編集をするうえでグラフィックボードの重要度はそこそこって感じです。

グラフィックボードの役割

グラフィックボードの役割は、画面に映像を映すためにあります。

ただし、グラフィックボードがなくても画面には出力されます。

上記でも説明したCPUやマザーボードといわれるパーツに同じような機能が備わっているためです。

なので、必要かどうかの結論を伝えると「編集内容による」って感じです。

動画編集では下記のようなときにグラフィックボード(GPU)を使用します。

・エンコード(動画形式に変換、圧縮作業)
・レンダリング(ディスプレイに表示する作業)

上記のようなときに使用されます。

この作業をするときに「CPU処理」と「グラボ処理」では速度が全然違ってきます。

また3D系の編集をする場合もグラフィックボードがないと、作業が進まなかったりとストレスを感じることが多くなります。

下記にAdobeでサポートされているグラフィックボード(GPU)の一覧写真をのせておきます。

写真は一部なので、詳しくは下記の出典元よりご確認ください。

動画編集をするときにグラボ(GPU)を使用するときの最低限必要なパソコンスペックを紹介

出典:サポートされている GPU

僕としては、稼ぐためには「After Effects」も使えるようになった方がいいと考えています。

なので最低限の物でも取付しておいた方がいいと考えています。

注意したいのは、グラフィックボードはランクが上の物だと、かなり高額になります。

始めは無理せずになしで始めてみるか、最低限動作するものを選定して稼いでから取り替えるとかにすると良いかもですね。

ご自身のお金事情や目指す方向性によって決めて欲しいです。

>動画編集用パソコンに必要なストレージスペックを紹介

最後はストレージです。

これにはSSDを使用するのがいいです。

理由は簡単で早いからです。

HDDより、読み書き速度が何倍も違ってきます。

今だと、「M.2 SSD」というものがあるので、そちらを取り付けるとめっちゃはやいです。

僕はCドライブ(通常Windowsが入る場所)は512GBにして、動画編集のキャッシュを入れる場所は別に256GBを用意しているという構成にしています。

さらにクライアントから送られてくるデータや編集データを保管するストレージを用意している感じになります。

こちらのデータ保管用のストレージはHDDで4TBを使っています。

SSDが理想ですが、4TBとなると、かなり高額になるためです。

>AfterEffectsとPremiereProの推奨スペック

これまで4つのパーツについて紹介をしてきましたが、最後は予算との相談にもなります。

良いものを取り付ければ付けるほど、当たり前ですが高額になります。

ただし、ケチりすぎると動作がしないなんてことにもなりますので、使用するソフトが公式に出している推奨環境をクリアできる環境は準備してください。

僕は、動画編集では「Adobe製品」を推奨しているので、ここではPremiereProとAfterEffectsの公式サイトの情報を紹介しておきます。

【PremierePro】
動画編集をするときにpremiereproを使用するときの最低限必要なパソコンスペックを紹介

出典:Premiere Pro 必要システム構成

【AfterEffects】
動画編集をするときにaftereffectsを使用するときの最低限必要なパソコンスペックを紹介

出典:After Effects の必要システム構成

動画編集用パソコンはスペック的にノート、デスクトップどちらがいい?

動画編集をするうえで、ノート型のパソコンとデスクトップ型のパソコンどっちがいいの?って迷いますよね。

ノートパソコンは、どこでも作業ができるようになるので魅力的です。

僕もはじめは、めっちゃ迷いました。

ここでは、ノートかデスクトップどちらを選ぶ方がいいかについて触れておきます。

>ノートパソコンはおすすめしない

結論を伝えるとノートはおすすめしない。

あくまでも出張時などの補助的な役割で使用するべきかなと考えています。

理由は、作業効率が悪いからです。

はっきりいうと、画面が小さいので編集作業がやりにくい。

さらにノートパソコンはハイスペックにすると、めちゃくちゃ高くなったりしますし、後付けがやりにくかったりします。

初心者の人には圧倒的にデスクトップのパソコンがいいです。

>デスクトップパソコンがいい理由

僕がデスクトップをおすすめ理由を紹介します。

・画面が大きく作業性がいい
・後々、カスタマイズがしやすい
・そんなに外で編集作業を必要としない

まずは、画面が大きく作業効率がいいです。

僕は3画面で編集をしているくらいです。

それくらい画面が小さいと作業効率がさがるので、デスクトップをオススメしています。

さらに、はじめから予算を投下してハイスペックなパソコンを準備するのは勇気がいりますよね。

そういった面でも、後々にハイスペックなパソコンにカスタマイズがしやすい点もデスクトップはいいです。

最後に、僕はノートとデスクトップを両方持っていますが、外で作業をすることがないです。(笑)

やはり、作業効率が下がる点。

さらに集中しにくい点。

これらを考えると家でパソコンの前で動画編集をするのが一番です。

上記理由により総合的にみて、動画編集をするならデスクトップがいいです。

これから、パソコンを購入するなら、後々を考えて検討するようにしてください!